ホーム | ブラジル国内ニュース(アーカイブ) | また小型機が墜落=行楽の一家6人が死亡

また小型機が墜落=行楽の一家6人が死亡

2006年10月17日付け

 【エスタード・デ・サンパウロ紙十六日】十三日から消息を絶っていた六人乗り小型双発機が十五日未明、ビトリア市マンギニョ海岸で墜落した残骸が発見された。搭乗していた六人のうち三人の遺体が発見された。救助隊は残り三人を捜索しているが十五日の時点で見つかっておらず、生存は絶望視されている。
 民間航空局と空軍は原因を調査中だが、この種の小型機にはブラックボックスがなく解明は困難だとしている。同機は十三日午後、リオ市ジャカレパグア空港を離陸し、ポルト・セグロに向かう途中で、ビトリア市に立ち寄り給油した後、連絡を絶った。
 最後の交信がビトリア市から三二キロの地点だったにもかかわらず、墜落した機体が発見されたのが一五キロの地点だったことから、何らかのトラブルが生じてビトリア市に戻っていた途中で墜落したものと見られている。搭乗者六人はパイロットの家族で、週末をポルト・セグロで過ごす予定だった。