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ネットで偽物販売=連警が74人を大量摘発

2006年10月18日付け

 【エスタード・デ・サンパウロ紙一七日】連邦警察は十六日、偽ブランド品や海賊版製品をインターネットを通じて不法に通信販売していた一七人を逮捕するとともにサイトを使っていた五七人を著作権侵害の疑いで告発した。
 連警では現在流行している通信販売に便乗して不法な商いを展開していることで、四か月前から内偵を続けて立件を確認し、十三州にわたり七九件の逮捕状と家宅捜査令状を取り付け、延べ三五〇人の捜査員を動員して一斉摘発を行った。サンパウロ州のみで七人が逮捕され、二〇人が告発された。 販売されていたのは主に、CDやDVDフイルムでいずれも封切されたばかりの新作で一〇レアルから三〇レアルのもの。逮捕された容疑者らは組織に属せず、個別に活動していた。ほとんどが中流家庭以上の十八歳から三十歳の若者で、コンピューター操作に通じていた。