カトリック教会で先週、十三件の盗難事件があり、十字架や聖母の冠に盗難カメラを設置した。ジャバクアラのサンジュダス・タデウ教会は先月、三回賽銭を盗まれた。避雷針の盗難はひんぱんにあり、行き先は屑鉄商である。
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信徒がひざまずくとき、ハンドバックに持ち物を入れて後の腰掛けに置く。これを専門に狙うコソ泥がいる。目当ては、財布と携帯電話。信徒は人を疑うことを知らず、格好のカモ。
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十三日金曜日は、「縁起の良い日」である。縁起を担ぐ人には「七草の鉢」をお奨め。ブラジルの七草は、次の通り。マンジェリコン、ピメンタ、ギネー、アレクリン、コミーゴ・ニンゲン・ポーデ、アルーダ、エスパーダ・デ・サンジョルジェ。これだけ揃えたら、奇跡が起こるらしい。
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十九日から二十九日まで開催される第二四回自動車ショウでは、女性客のためにエンジン展示ばかりでなく、イベントも行う。VWは、ファッション・ショー。シトロエンは子供向けのシネマ。その他メーキャップ教室やリラックス・マッサージ、指圧、ドリンク、アイスクリームなどもサービスするそうだ。
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万引きをするのは男性が五三%、女性四七%、初犯一四歳が四六%、学歴は大学中退が四〇%。万引き時間帯は夜、場所はスーパーや大型店、低価額の家庭用品を購入する振りをして高額品をポケットやハンドバッグに隠す。限度は週一回。服装はユッタリした高級スーツ。盗品の五三%は闇市で処分。家庭で使用は四七%。狙う商品は、化粧品が多い。
東西南北
2006年10月18日付け