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テニス靴を大量密輸=史上空前の18万足を押収

2006年10月25日付け

 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十四日】国税庁はリオデジャネイロ州イタグァイ港の保税倉庫で二十三日、テニスシューズの密輸品一八万足を摘発し押収した。輸入申告書には傘となっていたが、税史は数量が多すぎることに不審を抱き、コンテナー九つを全て開けてテニスシューズを発見した。
 国税庁は連警とともに関係者を密輸、脱税、公文書偽造、偽申告で告発するが、捜査の守秘から仔細は未発表となっている。ただ密輸品はナイキ製で、アジアから貨物船で運ばれてきたとし、偽ブランドの疑いもあると示唆している。
 品物は年末商戦を狙ったと見られ、製品の量では史上空前の大量密輸の押収となった。
 いっぽうでサンパウロ州計量検査院は二十三日、年内にサンパウロ州で押収した不正ライターを焼却処分にした。押収したライターは二〇万個に上り、焼却には三日間を要したという。ライター二〇万個のうち一五万個は、サンパウロ市の安売りのメッカとされるガレリア・パジェーの商店で押収したもの。