ホーム | ブラジル国内ニュース(アーカイブ) | 流れ弾で少年重傷=銃撃戦の真只中に飛び出す

流れ弾で少年重傷=銃撃戦の真只中に飛び出す

2006年10月26日付け

 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十五日】サンパウロ市都心部で二十四日午後七時半ごろ、十歳の男の子が警官と強盗団一味との銃撃戦の流れ弾を浴びて重傷を負う事件が発生した。少年は病院に収容され、幸い命に別条がなかった。
 強盗団の一味四人は、ブリガデイロ・ルイス・アントニオ通りとアラメイダ・ジャウ街の角で複数の通行人をピストルで脅し、金品を強奪していた。通報を受けた警官のパトロール隊が出動、徒歩で逃走した一味をカンピーナス街へ追い詰めたところで銃撃戦となった。
 その最中に被害者の少年が、何も知らずにアパートから飛び出して巻添えをくった。流れ弾は少年の胸部と左足に命中。一味のうち二人は逮捕されたが、残り二人は逃走したため、警察では行方を追っている。