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10周年迎える日伯工芸展=文協で来月3日から=百人250作品を展示

2006年10月26日付け

 ブラジル日本文化協会工芸委員会(川上久子委員長)は十一月三日から十日まで文協ビル(サンジョアキン街381番)の大サロンおよび貴賓室で、「第十回日伯工芸美術展」を開催する。同委員会委員で陶芸作家の生駒憲二郎さんが案内のため来社、来場を呼びかけた。
 文協主催となってから十回目となる日伯工芸展。今年の出展者は昨年の七十三人から八十三人に増えた。招待作家をあわせ、約百人の作品が展示される。
 焼き物を中心に、織物、金属、木彫など様々な分野の作品、約二百五十点が会場に並ぶ。リオやクリチーバなど州外からも参加があるという。
 生駒さんによれば、出展者の中で一世が占める割合は年々下がってきており、日系、非日系作家のほか「ブラジルに来ている外国人のアーティストも多く、自由な発想の作品も多い」という。
 期間中の開場時間は、月~金曜は午後二時から六時。土、日曜は午前十時から午後六時まで。
 一日午後八時から文協ビル大サロンでイナウグラソン。工芸賞やトリアルテ賞、アクリレックス賞など八人の受賞者への表彰式が行われる。
 問い合わせは文協(11・3208・1755)まで。