【エスタード・デ・サンパウロ紙二十五日】サンパウロ市内の商店やショッピングで早くも、クリスマス商戦の火ぶたが切って落とされた。消費の減少が予想されることから、競争に勝ち抜くために例年より四〇日あまり早い年末商戦を展開する。
商店筋では「最後まで置くな!今のうちに買おう」をスローガンとしている。ショッピング・セントラル・プラザは二十四日、イベント広場をはじめとする各所にクリスマスの飾り付けを終えた。ラポゾやオザスコ・プラザも、一足早い飾り付けを準備中で週末にはお披露目となる。
ほかのショッピングも遅くても、十一月一日オープンを計画している。クリスマスの家庭用飾り付け製品販売の専門店アメリカナスやナタリエでは、入荷済み製品が店頭に並べられている。ウォールマートなどのスーパーも三十日までに模様替えし、クリスマスムードを高めるとしている。クリスマスの目玉のパネトネも例年より四十日早く出荷され、昨年の八%増の販売が期待されている。
一足早い飾り付け=クリスマス商戦の火ぶた切る
2006年10月27日付け