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大耳小耳

2006年10月28日付け

 現在行われている「第三十回サンパウロ国際映画祭」で、今年六月に来伯、在伯被爆者の取材を行った米国在住の映像作家、竹田信平さんがプロダクションマネージャーとして製作に関わった「最後の原爆」(05年、A Ultima Bomba Atomica)が上映される。二十八日午後八時、サンパウロ文化センター(R,Vergueiro 1000)、一日午後五時四十分、サーラ・シネマテカ(Largo Senador Raul Cardoso 207)。「映像を通して核の恐怖を次世代に伝えていきたい。ニッケイ新聞の読者に作品を見てもらえれば」と竹田さんはメッセージを寄せている。
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 文協図書館は、「本と100年」キャンペーンの一環で古本市を来月十九日に開催するにあたり、本の寄付を呼びかけている。ビデオ、DVDも受け付けている。問い合わせは文協(電話=11・3208・1705)まで。
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 神戸市の高台にある旧移住センターの三〇三号室、その天井梁に書かれた落書きは興味深い。文面は次の通り。
「   別離の言
俺は故郷を想う
第十期コチア青年はとても優秀である
俺達はみな成功を夢見ている
(四行判読不明)
成功しろといわれ○いる
これが俺達の願望である」
一九五七年九月に渡伯したコチア青年第一期十回生が書いたと推測されている。誰が書いたか分かる人は編集部(11・3208・3977=深沢)まで連絡を。
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 本紙読者欄「ぷらっさ」で寄稿を募集している「移住地の思い出を聞かせてください」。原稿の締め切りが近づいてきました。皆さんのご寄稿をお待ちしています。