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東西南北

2006年11月2日付け

 サンパウロ援護協会はサンパウロ市から四十キロほど離れたマイリポラン市に所有する二つの一千平米の土地を去年から売りに出している。現在はそれぞれ評価額一万五千レアルのところを、半額でもいいですと援協関係者。空気良し、眺め良しで青空の隠れ場所には最高とのこと。ただ、同市の中心から六キロほど離れた急な斜面にあるため、なかなか買い手がつかないとか。
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 山中イジドロ農林大臣補佐官は、コチア青年移住五十周年記念講演会の場で「ブラジル人の健康を考えて、大豆を主食に取り入れるキャンペーンを企画している」と紹介。「大豆を扱う料理のできる日系人に役立ってもらい、ブラジルで大豆をアピールしていきたい」意向を話した。スーパーでも非日系人に人気の大豆製品。今は割高の豆腐、揚げ、湯葉、豆乳などが果物のように買える時が来るだろうか。キャンペーンの広がりに期待したい。
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 二十六日付け毎日新聞には、千葉県人会の会館建設への募金呼びかけの大きな記事がでた。目標金額は五千万円で募集期間は十二月二十九日まで。千葉銀行、京葉銀行、千葉興銀の口座「ブラジル千葉県人会設立50周年記念 事業 協賛会 世話人代表 八代俊彦」に振り込んでくれるよう呼びかける。個人は一口千円、団体は一口一万円。来年の県人会創立五十周年を記念して南房総の「富楽里とみやま」では移民の歴史を伝える写真展も開催した。百周年の日本側募金も同じようにできればなあ…。