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◇コラム オーリャ!


コラム 

 援協の一大事業である「福祉センター」建設案が少しずつ具体化している。現段階でデイケアーセンターや図書館、最新の医療機器を揃えた診療所などができる予定だ。
 援護協会の会員は一万七千人。その内地方会員が三割ほどを占める。その地方会員にとってサンパウロ市の中心地にできる同センターはどう映るだろう。
 というのも、たとえセンターが建設されても、遠方に暮す会員にとっては直接その恩恵を受けるのは難しいからだ。その点を考えれば、今後は同センターの必要性を地方会員にもしっかりと説明しなくてはならない。
 関係者によれば、今月の巡回診療に同会の理事が同行し、地方会員に対して事情を説明するという。
 その際にどれだけ納得いく理由で説明できるかは重要だ。今後も会員全体の賛同が得られるような取り組みを期待したい。(泰)

2006/11/02

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