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ガイドブックが初登場=3月25日街=目当ての商品探しに一助

2006年11月7日付け

 【エスタード・デ・サンパウロ紙六日】サンパウロ州の買物のメッカとされているヴィンテ・エ・シンコ・デ・マルソ街(三月二十五日街)は破格の低価格に加え、品質が改善された商品で、ますます好評を博している。連休の最中の四日にはクリスマス用品やプレゼントの買物客八〇万人で賑った。
 これを受けて出版社が初めてガイドブックを発刊した。三月二十五日街オフィシアル・ガイドと名付けられたガイドブックは、出版元が三カ月かけて一軒一軒をくまなく訪問して作成したもので、同街一・四キロの一二〇〇店を紹介している。
 各店の販売リストも掲載していることで、人込みに押されながら目的の商品を探し歩く手間が省ける。さらにビルの二階や三階で営業している商店は一部の人にしか知られていないが、これで広く知れわたるとしている。この中にはカシャッサ(ピンガ)の専門店など、思いがけない発見がある。同街に限らず、交差あるいは平行する街路の店も紹介、付近の名所も盛り込んでいる。
 同書で紹介している商品の売上げランクによると、トップは身の装飾品(二七%)で、以下順にオモチャ(二二%)、ゲーム(一六%)、小物入れ(一三%)、アクセサリーや部品(一三%)、文房具(一三%)となっている。