【エスタード・デ・サンパウロ紙二十日】十九日にサンパウロ市のモルンビー・スタジアムで行われたサッカーのブラジル選手権で、ホームのサンパウロ・チームがアトレチコ・パラナエンセ戦で引分けたことで、優勝を決めた。同チームは通算四度目の制覇となった。
トップを独走していたサンパウロはこの試合に勝つか、引分けると三十六試合目で優勝を決めるとあって、サポーター六万八四二一人がスタジアムに詰めかけた。今年の国内試合で最高の入場数だった。両チームが引分け、二位のインテルナシオナルが敗れたため優勝が決まった。
試合は余裕たっぷりのサンパウロ・チームが貫禄を見せ、前半二十四分にソウザ選手のフリーキックをファボン選手が頭で合わせて先制した。後半三十四分にクリスチァン選手に同点にされたものの、そのまま逃げ切り引分けとした。
同チームの優勝はこれまで一九七七年、八六年、九一年で、今回が四度目。
サンパウロが優勝=ブラジル選手権=通算4度目の栄冠
2006年11月22日付け