ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
観光開発進む北東部=スペイン、ポルトガルも投資
2006年11月22日付け
【ヴァロール紙五日】植民地時代の史跡が多く残っている北東部地方の観光を有望視するポルトガルやスペインの投資家一行が、現地調査のために訪れた。一行はバイア州を始めペルナンブッコ州、リオ・グランデ・ド・ノルテ州、セアラ州、アラゴアス州などの観光資源を視察する予定である。
同地方には既に進行中のポチグアル観光のプロジェクト九六件が、環境省の認可待ちだ。これには五年計画で、一三億ドルの投資が見込まれている。さらにセアラー州政府は、観光プロジェクト一三件を立ち上げ、二七億ドルの投資を呼びかけている。アラゴアス州は一二件のプロジェクトに五億ドルを計画。
観光事業では後発のリオ・グランデ・ド・ノルテ州は十年前、年間二万五〇〇〇人の外国人観光客を迎えた。それが二〇〇五年には年間二〇八万人に達した。観光事業の雇用創出は、十年前の四万人から十二万に増えた。
リオ・グランデ・ド・ノルテ州政府は、欧米と同州を結ぶチャーター便の就航を検討している。チャーター便は一月から九月の観光シーズンに、六万六千人の観光客を運ぶ計画である。もし実現すると、ブラジルを訪れる観光客五人に一人がナタール空港に降り立つことになる。
観光地では、他州に較べて閑静で自然が豊かな観光地として同州をアピールするらしい。ホテルは山荘タイプのコンドミニアムにして、寛げる施設にする。同州政府は、テレビ・ポルトガルで同州のピッパ海岸やジェニパブ海岸の宣伝に余念がない。
観光客はスペイン人が中心になりそうだ。ポルトガル人の観光はまだ生活スタイルとして定着していない。イベリア半島の観光客の他に、スカンジナビア諸国の観光客にも呼びかける。