ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
航空管制のミス認める=空軍司令官=飛行高度を誤って認識
2006年11月23日付け
【エスタード・デ・サンパウロ紙二十二日】ブエノ空軍司令官は二十一日、八時間以上に渡った上院の公聴会で、九月二十九日に発生し乗客乗員一五四人が犠牲となったジェット機墜落事故について、ブラジリアの航空管制にミスがあったことを初めて認めた。
同司令官によると、墜落したジェット機と小型ジェット機が空中で接触したのは、ブラジリアの管制センターの管轄範囲内を飛行中、管制官の交代があり、交代前の管制官が「事実と信じていたが、実は誤っていた情報」を引き継ぎの際に伝えたためだという。
小型機は墜落機と同じ高度三万七〇〇〇フィートで飛行していたが、フライト計画にある三万六〇〇〇フィートで飛行中と報告されていた。そのため、管制センターは接触の危険性を認識できなかった。
また、同司令官は管制装置に欠陥はなかった点を強調。事故直前に小型機と管制センターが約三十分通信不能となっていたのは、小型機の操縦士が周波数を変更したためと説明した。