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大耳小耳

2006年11月23日付け

 東京在住の天野鉄人氏の援協への〃ラブコール〃は続いているようだ。天野氏は以前から同協会が福祉センターの名称で建設を予定しているサンパウロ市リベルダーデ地区のファグンデス街の土地に、神内記念会館の名でセンターを建設し、百周年の箱物事業にすべきと要望を続けているが、最近はその建設予定地に隣接する一千平米、約一億円相当の土地の購入も迫っている。援協にとっては〃ありがた迷惑〃というのが本音だが、本日二十三日、天野氏は来伯して同協会の関係者への説得にあたるとか。果たしてどう転ぶのか気になるところ。
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 なめた話だ。静岡県御前崎市の女児(当時11歳)にみだらな行為をしてケガをさせ、国外逃亡していた日系ブラジル人ボリス・カネミツ・パレンチ容疑者(41)が十七日、米国から再入国したところを成田空港で強姦致傷の疑いで逮捕された。日本からの報道によれば、〇三年十二月中旬、同市内の同じアパートに住んでいた小学生女児を自室に連れ込んで、みだらな行為をして二カ月のケガを負わせた疑い。全国に指名手配されていた。こんなことばかりするから、ブラジル人の良くない噂ばかりが流れる。パレンチだけに、ハレンチもお手の物か。
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 今年三回目となる山形民謡コンクール。「山形の民謡だけを唄う」という趣向は、他県では沖縄くらいではないだろうか。もっとも「沖縄の場合は県系人がほとんどだが、山形は七割以上が他県の人」と県人会関係者。それでも当日の来場者の中には、故郷の民謡を懐かしむように唄を口ずさみ、手拍子をする姿も見られた。県人会理事の一人も「子供の頃に田んぼ仕事をしながら父親が唄っていましたよ」とコップ片手に舞台を見つめていた。