ブラジル国内ニュース(アーカイブ)

「友人の起用は間違い」=大統領、初めて非を認める

2006年11月25日付け

 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十四日】ルーラ大統領は二十三日、これまでに友人らを人材起用したのは間違いだったと発言して、注目を浴びた。
 政権の座について以来、閣僚人事を含む人材起用に関して非を認めたのは初めて。ブラジリア市内のホテルで同日行われた、連立与党から選出された十六人の知事および副知事との昼食会で発言した。
 上機嫌の大統領は久々にルーラ節を披露した。この発言は盟友だったジルセウ前官房長官、パロッシ前財務相、グシケン元広報長官のスキャンダルによる相次ぐ失脚や辞職を指したものと受け取られた。
 大統領は、現在進めている次期政権の閣僚人事は能力と素質を第一として連立政党間で調査を図っているとした上で、新しく選出された知事に対し、固定概念にとらわれずに有望な人材を発掘するのが成否の鍵だと諭した。また、登用するのは簡単だが、辞めさせるの難しいとの自身の体験を語った。
 その上で尊敬するクビチェック元大統領(一九五六―六一)を引用し、適材適所を貫き、登用する際は失敗したらクビだと宣言していた逸話を披露、この勇気が必要だとの認識を強調した。

こちらの記事もどうぞ

Back to top button