コラム
パソコンの普及に伴ない、コンピューターシステムに不法に侵入し、プログラムやデータを破壊する「ハッカー」などの悪質な〃いたずら〃が増えてきた。
そこで先日、ブラジルにおけるインターネットのアクセスを困難にさせる「インターネット取締法案」が上院で票決されたが、「世界で利用されているインターネットを規制し、犯罪を阻止するのは不可能」などの理由で否決された。
同案は、アクセスする都度「氏名・生年月日・身元確認番号・住所」を登録、また、登録を維持するには三年間「氏名・メールアドレス・日付・使用時間」を申告する、など。違反の場合は、二年~四年の刑罰が与えられるというもの。
可決されていれば、便利なインターネットが〃不便〃になってしまいそうな案。他に最良の解決策を練ってもらいたいと願うばかり。 (来)
2006/11/25
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