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東西南北

2006年12月1日付け

 大統領選でルーラ大統領は、労働者党を通じて匿名の支援者から一八五〇万レアルを受け取った。これは献金総額(九四四三万レアル)の一九・六%に当たる。一方、アウキミン候補はブラジル民主社会党から同じく七四〇万レアル(一一・九%)を受領。州知事選挙では、全国で二億六七〇万レアルが使われた。最も高くついたのはサンパウロ州で当選したセーラ候補の費用で、二五九〇万レアル。
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 サンパウロ市北部ヴィラ・マリア区のフェベン(少年更生施設)で二十九日早朝、九十九人を収容者した監房から八十五人が脱走した。規模としては今年最大。同日夜までに五十七人が再拘束された。拳銃を隠し持っていた少年が職員を人質に取り、扉を開けさせた。今年に入り脱走事件は二十二件発生、計二〇七人が脱走している。
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 バス、地下鉄に続き今度はサンパウロ市でタクシーが値上げ―。初乗り運賃は三・二〇から三・五〇レアル、キロ毎に一・八〇から二・一〇レアル(深夜休日は二・三四から二・五二レアル)へ。十二月二日から。三年ぶりで値上げ率はインフレ(IPCA)より低い。
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 リオデジャネイロ州ノヴァ・イグアス市の保育所にいた三歳の女児が二十九日、豪雨で付近の川が氾濫、流れ込んだ水に溺れて死亡。
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 ロンドニア州境に近いアマゾナス州のマルメロ先住民保護地区のテニャリン族が、同保護地区を通るトランスアマゾニカ国道で通行料を徴収し始めた。トラックは六〇レアル、乗用車は二〇レアル、バイクは一〇レアル。先住民扶助金の送金が再々遅れるので応急措置というが、合法化手続きを始めている。