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ブラジル人乳児、誘拐される=米国不法入国者夫婦の子
2006年12月6日付け
【エスタード・デ・サンパウロ紙五日】米国フロリダ州フォート・マイアース市で一日、ブラジル人夫婦の生後二十九日の男の子が誘拐されて、市民の同情を買っている。同市のラジオとテレビ局も放映で子供を戻すように呼びかけており、FBI(連邦捜査局)も事件解決に乗り出している。
FBIによると、生後間もない幼児が誘拐されるのは同州では稀な出来事で、犯人の女は流産したか、幼い子供を死なせたかで、他人の子欲しさからの犯行とみている。
事件は一日、誘拐された母子と友達の母子が散歩中、軽トラックで通りかかった犯人の女に請われ、道案内のために同乗した。途中で犯人は子供をトラックに置いたまま、他の全員に降りるようナイフで脅し、立ち去った。
犯人は四日、警察に子供を返すとの電話をかけてきたものの、午後十一時まで実行に移していない。夫婦は一年三カ月前にアメリカに不法入国したが、子供がアメリカ生まれのため合法滞在の許可が下りる可能性が高い。