2006年12月7日付け
日本では国内で発行された出版物を一冊ずつ国会図書館に寄贈する仕組みがあるが、ブラジル日系社会にもこれがあてはまることがあまり知られていないようだ。コロニアで発行された記念誌などの出版物は、ブラジル日本移民史料館を通して日本に送られる。二冊のうち一冊を国会図書館に、一冊を史料館にという慣習は、以前国会図書館から来伯した専門家が寄贈を呼びかけ慣例になっていた。ところが年月とともにその習慣が途切れてしまったようで、近頃では記念誌が出ても史料館に寄贈されることが少ないという。同館では寄贈を呼びかけるとともに、原稿が保存されたCDなども「もし捨ててしまうのだったら、史料館で保存します」と話している。
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ブラジル宮城県人会会館に四十五種類もあるハーブの鉢が置かれた。その名も「宮城ハーブ園」。これから毎月開催される同会の青葉祭りでは、このハーブを使った料理も振舞われるとか。「健康にも環境にもいい」と中沢会長はお薦めしている。
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なかなかキビしい批評だ。BRICsは成長が遅い順だと、経営評論家の邱永漢(きゅう・えいかん)さんが日経WagaMagaオンライン版で書いている。ブラジルではちょっと油断するとパスポートを盗まれる、ロシアでは飛行機が到着して空港を出るまでに二時間かかる、インドでは高速道路を牛が歩いている、と体験から語る。それに比べ、中国ではところ狭しとビル建設が進んで、経済成長が軌道に乗っているのは確かと持ち上げる。次にブラジルで盗まれるときは、パスポートでなくハート(心)だといいが。