2006年12月12日付け
日本の外務省はこのほど、ブラジルにおけるデング熱に関するスポット情報を発出。旅行者、滞在者に注意を呼びかけている。
ブラジル保健省の発表によれば、今年一月から十月二十一日までの国内デング熱感染者は約二十八万人。発生率が最も高いのは中西部で人口十万人に対して三百九十五・六人となっている。デング熱を媒介する蚊の幼虫割合指数では、サンパウロ州でも、十の市で警戒が必要との結果が出ているという。
同情報は今後一月から五月の夏季にかけて最盛期になるとして、ブラジルへの渡航、滞在予定者へ予防対策を呼びかけている。