2006年12月13日付け
『火焔樹』十二月号(第三十三巻、第三百九十六号、木村要一郎主宰)が発行された。扉の一句「はくれんの鎌倉五山ときをの忌」(要一郎)、雑詠(要一郎選)、「ハイカイ耕地うちそと(128)」。
要一郎主宰は『火焔樹』をこの号でもって休刊すると会告した。右腕の指の麻痺、めまいの調整が思わしくない、といっている。体調回復をまって、俳句の旅を試み、ブラジルの大自然、人情風情、移民の生活の風詠をすすめたい、と誌上あいさつ。今後、寄稿は従来どおり留守宅で待ち、臨時発行をはかる。_
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俳誌『親睦』十二月号が発行された。扉「一句集」(第四百六十一号より)「ほどほどの倖せに生き目刺焼く」(恒夫)、「選句と感想」浦旗都家子選「焦げ目刺移民の過去がけむり出す」(まさかず)、同清本美恵選「蝿生るしぶとく生きる力欲し」(陽子)、ほか。