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またバスの衝突事故=1人死亡、1週間で5件目=サンパウロ市
2006年12月16日付け
【エスタード・デ・サンパウロ紙十五日】サンパウロ市南部ヴィラ・モラエス区クルシノ通りで十四日正午過ぎ、路線バスとロタソン(乗合)のマイクロバスが衝突事故を起こし、ロタソンの乗客一人が死亡、二十人が負傷した。
警察によると、バスの運転手が左折禁止地区でう回したためロタソンと衝突、マイクロバスは数メートル引きずられて電柱に衝突して停止した。バスもスピードが出ていたため塀にぶつかった。
バスの運転手は業務上過失致死及び傷害の罪で現行犯逮捕された。交通局によると、バスの運転手の無謀な運転が原因の交通事故がここ一週間以内に五件発生し、二人が死亡し、六〇人が負傷したという。
今回の事故の目撃者によると、ロタソンの乗客は満員で子供も多数含まれて、押し潰された車内は叫び声や泣き声でパニックに陥ったとのこと。