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棺桶の中で息子動く=死後硬直に家族ら騒然=バイア州

2006年12月22日付け

 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十一日】バイア州サルバドール市の郊外のロバト区で二十日、病死した男性が葬儀の際に棺桶の中で動いたことで、生き返ったと一時騒然となった。
 救急車や技術警察が動員され、司法監察所に再度収容されたが、検視の結果、改めて死亡が確認されて幽霊騒動は一件落着となった。死亡した男性は予定通り埋葬された。
 死亡した男性は同市の病院で十九日脳腫傷摘出の手術を受けたが死亡した。家族は二十日、同区の墓地で埋葬の準備をしていたところ、母親が異変に気がついた。家族らは気のせいだと取り合わなかったが直後、男性の窒息に苦しむように手を動かしたことでびっくり仰天、騒然となった。
 司法監察医が検視した結果、間違いなく死を確認した。医師によると死後硬直によるけいれんが原因だとしながらも死後数日後では稀に起きる現象だという。