2006年12月23日付け
【エスタード・デ・サンパウロ紙二十二日】クリスマスを行楽地や田舎で過ごす人らでサンパウロ市内のバスターミナルでは混雑がピークとなり、各ターミナルでは増発便を用意するなど対処に万全を期している。折しも空の便の混乱で、バス利用に切り換えた乗客も多数いる。
世界二番目の規模のチエテ・ターミナルでは二十八日までに九九万四〇〇〇人の乗降客が予想されている。二十二日は二六〇六便の出発便があり、増発は九九二便となった。二十三日はピークで、二三七八便に加え臨時便が一〇三八台用意されている。
行先はリオデジャネイロ、クリチーバ、サンパウロ州海岸、ミナス・ジェライス州やバイア州の南部が多い。ターミナル管理会社では通常の職員より一五%多い従業員を配置して対応している。また置引きが多発していることから注意を呼びかけると同時に、必要な場合は職員や警備員に気軽に相談することを勧めている。