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サンパウロ州海岸で猛暑続く=行楽客ら海水浴を満喫

2006年12月29日付け

 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十六日】サンパウロ州海岸地帯は先週末からクリスマスの二十五日にかけて連日平均三十六度の最高気温を記録し、絶好の海水浴日和となり、都市の喧噪を逃れてきた行楽客は満喫していた。午後に襲うスコールも暑さ凌ぎとなり夏特有の気候となった。
 カラグアタトゥーバ市では一〇万人以上の観光客で海岸は賑わった。同市観光局によると、例年は年越しから年明けに人出が増えるが、今年は一週間早くピークを迎えたと喜んでいる。最大の観光名所のウバトゥーバ海岸でも例年並みの人出で、海岸は立錐の余地がないほど、終日賑わった。
 サン・セバスチオン市では南端のマレジアスとカンブリの両海岸が新スポットとして脚光を浴びている。サントス市海岸でも三日連続の晴天が続き、行楽客は満足げだった。高級リゾート地となっているグアルジャ市も同様で、市民および観光客の話題はSBTテレビ局のオーナーのシルビオ・サントス氏が出資して二十六日にオープンするペルナンブッコ海岸のソフィテル・リゾートに集中している、新しい名所になると予想されている。