2007年1月5日付け
十回目となる「レシーフェ日本市」が十一月二十六日、同市旧市街のアルセナル・ダ・マリーニャ広場で開催された。
カーザ・ド・ジャポン、レシーフェ日本文化協会、日伯文化協会、北伯日本留学研修協会、レシーフェ青年会を中心に、在レシーフェ日本国総領事館が協力。開催式には、ジョン・パウロリコ・シウヴァ・レシーフェ市長、伊藤栄治在レシーフェ日本国総領事なども訪れた。
会場には食やアニメ・マンガの広場が設けられたほか、生け花の実演、折り紙・盆栽の教室なども実施。舞台では合気道などの武道実演やコスプレ、レシフェ日語校生徒による合唱や子供向けの玉入れゲーム、着物のデスフィーレなども行われた。
またサンパウロからは琉球国祭り太鼓(浦崎直秀代表)、リベロンピーレスのグループ民舞も駆けつけて踊りを披露。民部の青年とレシーフェの青年がともに一昨年から練習している「南中ソーラン」「YOSAKOIソーラン」に続き、本年新作の「舞ソーラン」が始まると、踊り好きのレシーフェっ子から喝采があがった。
祭りのしめくくりは、伝統的盆踊りとマツリダンス。アップテンポの炭鉱節に始まる五曲に、乗りの良いレシーフェっ子は老若男女、夜の更けるのも忘れ踊っていた。(『グループ民舞』代表・川添博さん通信)