2007年1月10日付け
日本の財団法人修養団(本部東京、國分正明理事長)から平山行雄講師が四日に到着。二月八日までブラジル修養団連合会(桜井仁会長)主催の修養林間学校やリーダー研修会に参加し講演する。案内のため同会の桜井会長、蓮沼芙美雄総務とともに来社した。
同修養林間学校とリーダー研修会は、ブラジル修養団が夏休みを利用して毎年実施しているもの。
今年はモジ、スザノ、マリンガ、アサイ、アウアー・ダ・セーラ、サント・アマーロの六カ所で開かれる。
七歳から十五歳までの少年少女が参加し世代や地域を超えて交流を深める。
同講演会でまとめ役を担当するのは同研修の参加者。十六歳以上になるとも今度は、リーダーとして同林間学校に参加する。
指導に当たる平山講師は、「今回は、子供たちが主役となります。共同生活でお兄さんお姉さんのリーダーシップを学んでもらうことも目的です」と述べている。講演会では、『愛と汗』とモットーに、「優しい子に育つように」「お父さんお母さんを大切に」「優先する大切さ」「人を愛すること」について話す予定。子供たちには理解してもらうだけでなく『行動で示すように』に指導したい」と意気込みを語っている。
蓮沼総務によれば、「講習会には各文化協会の日本語学校の生徒が中心に参加。参加者は約四百五十人を見込んでいる」という。
日本の修養団では毎年この時期に講師を派遣しており、今年で五回目となる。