2007年1月16日付け
【フォーリャ・デ・サンパウロ紙、エスタード・デ・サンパウロ紙十四日、十五日】サンパウロ市ピニェイロス区の地下鉄工事現場で十二日午後に発生した陥没事故により、現場近くを通るマージナル・ピニェイロス自動車道は、安全対策として十四日から十五日午後八時(予定)まで、インテルラーゴス―カステロ・ブランコ方面行きの全車線がエウゼービオ・マトーゾ橋からスミドウロ通りの間で通行止めとなる。
同区間の迂回は、エウゼービオ・マトーゾ橋からドウトール・ヴィタウ・ブラジル通りとカマルゴ通りを抜け、シダージ・ウニヴェルシターリア橋を渡ってマージナル・ピニェイロスに戻る。事故現場で陥没が広がる恐れがあり、マージナル・ピニェイロス道の下には地下鉄のトンネルが通っており、建設会社が道の下の部分のトンネルをコンクリートで補強するため、通行止めが必要となった。
カサビサンパウロ市長は十三日、学校の夏休みを理由に解除していたロジージオ(自動車の都心部乗り入れ規制)を十五日から前倒しで再び適用すると発表したが、これ以上市民生活に影響を及ぼさないよう、十四日の会議で解除の継続(今月二十九日まで)が決定された。
交通技術公社(CET)によると、マージナル・ピニェイロス道は一日平均四十五万台が通行。大渋滞に至る可能性があるとして、運転者に同道の通行を控えるよう呼びかけている。