ホーム | ブラジル国内ニュース(アーカイブ) | 高速道路が突然陥没=発見早く通行の車に被害なし=サンパウロ州

高速道路が突然陥没=発見早く通行の車に被害なし=サンパウロ州

2007年1月25日付け

 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十四日】サンパウロ州の主要高速道路を結ぶサンパウロ市環状線(ロドアネル)で二十三日午後五時ごろ、走行路が突然陥没する事態が発生した。
 幸い発見が早く被害はなかったものの、一日四万台が走行する道路だけに大惨事になりかねず、ピニェイロス区で発生したメトロ工事の陥没事故の悪夢の再来が頭をよぎった関係者が数多く見られた。
 陥没は直径三メートル、深さ一・五メートルのもので、現場検証を行った州交通局は、降雨により排水溝が詰まって雨水が逆流して舗装の地盤を崩したのが原因とみている。現場はラポーゾ・タバーレス道の入口付近で、当面片面通行の後、補助車線を仮設する意向を示しているものの、渋滞は避けられず、乗入れを自粛するよう同局は呼びかけている。