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東西南北

2007年2月10日付け

 エコノミスト誌は八日、「ブラジル下院は豚小屋か」の見出しで報じた。一連のスキャンダルで汚れた下院の綱紀粛正キャンペーンは、キナリア議長の登場でウヤムヤに終わりそうだとした。有権者も政治倫理に無頓着らしく、クーニャ元下院議長などは堂々再選を果たしていた。最大の難題は、ブラジル自慢の民主主義が遵守されないことだという。
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 サンパウロ州グアルーリョス市で八日、母親(51)を絞殺後、遺体を切断して一部を下水溝に投げ捨てていた青年(22)が逮捕された。事件は昨年十一月二十五日朝に発生。青年はベッドに横たわっていた母親を殴り、髪の毛を引きずって自室に引き込んで絞殺。遺体を浴室で切断した。その後、時間をかけて少しずつ遺体を遺棄した。被害者の腕が下水処理場で発見され、被害者の妹が届け出ていた捜索願に照合、DNA検査を行い身元が確認された。麻薬常習者の青年は事件当日、母親が自分を殺して切断する幻覚を見ており、自分を守るために殺害したと供述した。
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 七日夜と八日午後の豪雨によりサンパウロ市各地で土砂崩れや浸水、道路の陥没が発生。浸水は五十四カ所以上に上った。八日夜時点で死者、けが人は記録されていない。
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 サンパウロ州コスモラマ市で七日、大蛇に全身を締めつけられ、動けなくなっていた八歳の孫を祖父が救出した。少年は友人三人と祖父所有の農園の小川で遊んでいたところ、ヘビに飛びかかられ、主に首を巻かれた。叫び声を聞いて駆けつけた祖父は石とナイフを使ってヘビを殺し、孫を解放したが、三十分もかかったという。ヘビは全長五メートル、重さが三五キロもあった。