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裏千家準教授の資格取得=武田さんら3人を祝う

2007年2月10日付け

 茶道裏千家ブラジルセンター(林宗慶代表)は、四日、ニッケイ・パラセ・ホテルで、準教授の資格を授与された三人の祝賀会を開催した。授与された人は、武田宗知さん、鶴賀宗里、浜岡宗光さん。昨年十一月二十六日の宗旦忌の折り、林代表から資格許状が伝達されていた。今回、別席で、三者によるお礼の薄茶席が設けられ、その後祝賀会。各先生方の社中や同門七十人が祝いに駆けつけた。
 司会は、エリソン・トンプソン・デ・リマさんと高木ルッチさん、本年度教授部長の松原宗美さんが、各氏の略歴を紹介し、その功績を称えた。
 林代表、準教授を代表し、カルロス・シリロさんから祝辞と祝いの花束が贈られた。同門を代表し、伊藤宗箏さんからの祝辞に続き、武田アウグスタ清美さんの乾杯の音頭で会食に移った。
 そのあと、辻倫子さんの唱歌、中川千歳さんのイタリア歌謡、井料健治さんの「日々是好日」の講話などつぎつぎマイクがまわり、日本食に舌鼓をうちながら、席が賑わった。
 最後に許状取得者を代表し、茶歴五十数年の武田宗知さんから「これを機に、また一生懸命がんばりたい、精進したい」との決意と参加者全員に対する感謝の、労をねぎらう言葉が述べられた。日本から取り寄せた「二人静」(ににんしずか)の記念品が全員に配られ、散会となった。