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「100周年祭典」を説明=上原協会理事長ら=汎パ総会に参加

2007年2月14日付け

 汎パウリスタ連合会(川崎ロベルト会長)の定期総会が、十一日、バストス日系文化体育協会会館で開催された。サンパウロから、上原幸啓百周年協会理事長、松尾治同協会執行委員長、イマイズミ・ヨシオ渉外担当委員長、渡部一誠ブラジル太鼓協会会長と飯星ワルテル連邦下院議員が参加した。
 パウリスタ沿線の十二の支部から約六十人が集まり、昨年の会計報告、二〇〇七年行事開催予定が承認された。
 上原理事長は百周年祭典開催の五つの目的を紹介。(1)一世への感謝(2)ブラジル社会への感謝(3)国内日系社会の交流(4)日ブラジル単位の交流、そして(5)日本文化をブラジルに残すこと、の五つを挙げた。
 松尾執行委員長は「仕事をする立場にあり、走り回らなくてはいけない。これまでは宣伝が足らなかった。〇七年は資金を集める年」と述べた。新しく改良された百周年バッジを紹介し、これから全国規模でバッジの販売を進めていくと方針を示した。
 続いて渡部会長は汎パウリスタの各文協で、太鼓グループの創設を勧めた。現在マリリア、ツパン、バストスにあるグループを梃子に各地でチームを立ち上げ、「百周年でのイベント出場を目指そう」と呼びかけた。
 総会では、同連合会の行事として、二十一の催しの開催日と開催地が決議され、日本語学習者に対する連合会からの支援を検討する委員会が組織された。