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カーニバルの準備完了=出番待つ巨大山車の数々=サンパウロ市

2007年2月16日付け

 【エスタード・デ・サンパウロ紙十四日】十七日からのサンパウロ市カーニバルパレードに向けて、スペシャルグループの十四チームの準備が整った。カサビサンパウロ市長がサンパウロ市のカーニバルを観光の目玉の一つにすると意気込んでいるのを受けて、各チームとも熱がこもっている。
 今年の特徴は先導山車の巨大化で、昨年まで二連覇を果たしたインペリオ・カーザ・ベルデは伝統の虎を乗せた先導車が長さ五五メートル、幅一一メートル、高さが上限ぎりぎりの一五メートルに達する巨大なものとなった。これに次ぐのがウニードス・ダ・ビラマリアの長さ四〇メートル、幅一一メートル、高さ一二メートルで、クバトン市の環境保全をテーマに、水槽を模造している。
 ほかの十二チームも平均二五メートルの山車を用意している。これらの山車は会場となるアニェンビー展示場のサンバ会場に集結され、本番待ちとなっている。