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今年度は黒字運営を=群馬県人会=〃食べもの祭り〃など企画

2007年2月17日付け

 在伯群馬県人文化協会(県人会)の定期総会が、十一日午前から同会会館で開かれ、会員約六十人が参加した。
 席上、〇六年度の会計収支が千八百五十四レアルの赤字と報告された。一万七百十七レアルの赤字を計上した〇五年度に比べ大幅に減少した。今年度は、黒字運営に向け、県連主催の日本祭りやカラオケ大会で収益アップを図るほか、カレー祭りやうどん祭りなどを初めて開催し、自助努力で財政改善を目指していくことが確認された。
 このほか、松田典仁会長の再選が賛成多数で決まった。松田会長はあいさつの中で、『ブラジル南米友の会』と題した愛好会を日本につくり、日伯相互の人材交流を深めていきたい意向を明らかにした。
 また今年から年に四回ほど会報を発行し、地方会員へ会の活動を積極的に伝えていくとしたほか、年会費を三十レアルから五十レアルに値上げすることが決まった。
 総会後、婦人部手作りの料理の数々が振舞われ、会員の親睦を深めていた。
 ▼顧問=渡辺忠一、野村次郎、栗原章行、丸山静子。名誉会長=高柳清。会長=松田典仁。副会長=小渕民雄、内山住勝、エドワルド丸山。