2007年2月17日付け
ブラジル鹿児島県人会創立九十周年記念事業として、「五年間」を限定に、〇四年からスタートした「鹿児島県語学・外部研修制度」――。
先日研修を終え、帰国の途に着いた第四期生の話を聞くと、口をそろえて「ブラジルとこれからも関わってゆきたい」とのこと。どうやら同制度の目的である「ブラジル通の若者を育成する」とは決して反れてはいないようだ。
しかし数えると、移民百周年も迎える〇八年で満期を迎え、残り一年となった同事業。
受け入れ責任者の園田ブラジルダイドー商事社長は、「今年中にも、今後も同研修制度が続けられるように母県に要請をかけるつもり」と話しているが、どうだろう、続くのか。
百周年を迎え、日本がブラジルに目を向く年となるだろう〇九年に、こういった交流事業が無くなるのは惜しい気がしてたまらない。なんとかして粘って欲しいところだが…。(来)