2007年2月23日付け
【エスタード・デ・サンパウロ紙二十一日】狂宴のカーニバルも二十日で幕を閉じたが、ペルナンブッコ州オリンダ市では最終日恒例の巨大人形のパレードで、女性のトップレス人形(胸部を露出)が初めて登場し、物議をかもしている。
意見は世論を二分し、反対論の多くは女性で、教会が催す歴史上の人物のパレードにヌードを登場させるのはけしからんと息巻いている。これが慣例化するとヌード人形のオンパレードに発展しかねないとしている。
いっぽうで製作者は従来のマンネリ化を打破する斬新なアイデアだとした上で、テレビなどでヌードが氾濫している今の時代に合ったもので、目くじらを立てるほどではないと反論している。
賛否の論争をよそ目にトップレス人形は好評で、オッパイを触ろうとする人や、一緒に記念写真に収まろうとする人らで混乱した。このため主催者らは一時的に赤い布で巨乳を隠す羽目に。