2007年2月24日付け
【エスタード・デ・サンパウロ紙二十三日】カサビサンパウロ市長は二十二日、市内の路上駐車請負業者に厳しい規制のもとで行政監視をすることを決定した。
路上駐車請負業者は商店や銀行と契約し、戸口で降り立った客の車を駐車場に運んでいる。従来は路上駐車だったのが、二〇〇四年七月に時のマルタ市長時代に駐車場に入れることが義務づけられた。この市条例発令後、これといった取締りが行われておらず、駐車場に運ぶ手間を嫌って路上駐車が目立ち、交通に支障をきたしていた。
今回の市条例はこれを一掃するもので、駐車場への搬入を怠った場合、業者に限らず契約している商店なども罰金の対象となる。取締りは区役所と交通局が行うが、市民の通報などの協力を呼びかけている。