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年齢感じさせないプレー=72歳野球、今度も盛況

2007年2月27日付け

 日本移民九十九周年記念第三回オールドボーイ(七十二歳)野球大会が、二十日、ジガンテ球場で行われた。参加は三十九人。クラブを問わず年齢順に均等に四テームに編成、試合を行った。全員元気で年齢を感じさせないプレーを見せた。今回の最高齢参加者はABCの広瀬テルオさん、八十二歳。今年七十二歳になった初参加〃新人〃は六人だった。
 試合に先立ち、井上タカシさん(オエステ)、岡本ヒトシさん(ジガンテ)ら先没球友を偲び、黙祷を捧げた。球連からは、審判員、記録員、プレミオ選考委員を出してもらい、さらにグラウンド整備で協力を得た。
 一方、優勝チームの額を球場の一角に飾る計画があったが、これは変更され、今回は、第一回の優勝チームのメンバーにそれぞれ写真と名前入りの優勝盾が贈られた。今回の優勝メンバーと各個人賞の結果つぎのとおり。 
 [優勝Dチーム・メンバー]()内は年齢。ウイリス・ヨルドン・スチッチ(近郊、80)、佐川ガブリエル(ジガンテ、79)、矢部リョウゾウ(オエステ、76)、岸根タカシ(カンピーナス、75)、荒井ミツギ(レジストロ、74)、渡辺マコト(オエステ、74)、中里タメオ(カンピーナス、73)、島村マサル(ABC、73)、佐久間キヨ(カンピーナス、72)、吉井千力(カンピーナス、監督)。
 [個人賞]◇元気で賞(一番張り切った選手)佐川ガブリエル、◇頑張ったで賞(一番敢闘した選手)馬場リョウジ(74)、◇ホームラン賞(ファインプレー)片岡イサオ(75)、◇投手賞島村マサル(73)、◇捕手賞金山ケンジ(72)、◇内野賞宇恵ケンキチ(78)、渋谷イヨスケ(74)、中里タメオ、西タダヒサ(72)、真帆栄ミノル(72)、◇外野賞堤ユウイチ(78)、芦谷ススム(72)。
 第四回大会は、九月十六日に行われる。