2007年2月28日付け
【エスタード・デ・サンパウロ紙二十七日】夏の日常の恒例行事として定着した午後の集中豪雨でサンパウロ市は二十六日、短い時間での降雨ながら混乱の様相を呈した。降雨が激しかった午後一時から四時までの間、時速五〇キロの暴風をともなったことから、市内各所で十三本の街路樹が倒壊した。
西部ポンペイア大通りでは倒木が走行していた乗用車を直撃、運転していた男性が軽いケガを負った。暴風雨で視界がきかず徐行運転を余儀なくされたことで渋滞となり、午後四時に市内平均の渋滞は五〇キロに及んだ。平常は一八キロどまりの状態。これにより市当局は午後二時過ぎ、警戒注意報を発令した。