2007年3月1日付け
「ドングリの背比べですよ」―。今年三月、援協は任期満了に伴い役員改選を行う。その会長候補について、関係者からはこんな声が聞かれる。
援協の会長選びは総会で選出された理事の互選によって選出すると定款にある。しかし実際は、〃年功序列〃を基準に選出してきた。選挙を実施しないのが慣例だ。
しかし最近は冒頭の言葉にあるように、理事の間で「この人なら」というリーダー候補が一致しない。そのため「選挙で決めよう」とする向きが有力だ。しかし、「急にとってつけたように選挙をやるのは、援協内に亀裂を走らせるだけ」との見方も根強い。
援協は会員数、一万七千人を誇るコロニア最大の団体だ。どの方法をとるにせよ、そのトップには内外に恥じない〃実力者〃が会長に就くべきだ。それは援協会員全体の想いのはず。行末を見守りたい。(泰)