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携帯電話使用は強制退去=映画館、多い苦情に強硬措置

2007年3月2日付け

 【エスタード・デ・サンパウロ紙二月二十五日】映画観賞の際のマナーの悪さは古来の遺物とされているが、ここにきて携帯電話が普及したことで館内での交信が苦情のトップになっている。
 調査機関IBOPEの調べによると、携帯電話を所持している十人に四人は電源を切らずに入館する。つまり一〇〇人の観客だと四〇台の電話がいつ鳴っても不思議ではなく、複数が鳴ると映画どころではなくなる。ブラジル最大の配給綱を持つシネマークではこれを受けて、自社の国内三二二映画館に監視員を配置して携帯電話を使用する客を退去処分とする方針を打ち出した。
 以前はランテルニーニャ(携帯電灯)と呼ばれる場内誘導係が戒めていたが、姿を消した。携帯電話に限らず、マナーの悪い客を取り締まることになる。代表的なのは食べ物を食い散らかす客、コップやチューインガムを所構わず投げ捨てる客、前の座席の背もたれに足を乗せる客、ポップコーンやピザをのべつ食べまくる客、上映中ひっきりなしに話す客などが対象となる。
 また映画館では上映前にディズニーの「歌う蛙」を登場させ、マナーの悪さを指摘して〃ここはあなたの家ではない〃と釘をさす手段も用いる。

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