2007年3月6日付け
パラナ・サッカー界に新星が登場。コリチーバの中盤ペドロ・ケン(19)は、二月十一日の宿敵アトレチコ戦で、グランドをいっぱいに駆け回り、2-2の引き分けをもたらした立役者。今年の注目株として地元紙はもとより、グローボ・エスポルチでも大きく扱われた。父は非日系だが、母ミリアン・モリモトさんの血を引き立派な〃日本人顔〃。本名のペドロ・ケン・モリモト・ペレイラから、ペドロ・ケンの選手名に。韓国へいったサンドロ・ヒロシ、サントスで活躍するロドリゴ・タバタに続く期待の日系選手となりそうだ。
◎
総領事館の安全対策情報によれば、先月二十五日昼過ぎ、サンパウロ市のカテドラルで邦人旅行者が置き引き被害に遭う事件が発生。礼拝堂で長椅子にバッグを置いて、一、二分の間前方を見に行った隙に盗られた模様。旅券やデジタルカメラなどが入っていたという。日本からの旅行者が増えるこの時期、気をつけてほしいもの。