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今後数年間を楽観予測=伯進出米企業のほとんどで

2007年3月10日付け

 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙九日】数年間に渡り不本意な業績が続いた後、ブラジルに進出した米企業の多くが、今年以降の数年間を楽観的に予測している。
 米誌フォーチュンにリストアップされた米企業大手五〇〇社のうち、三七%に当る一九三社がブラジルに進出、それら企業を対象に今後二年から三年先の見通しについて実施した調査では、五七%が今年に力強い成長、四一%が普通レベルの成長を期待し、業績がマイナスになると答えたのは二%に留まった。また五〇%が投資を増やす予定で、五二%が昨年比で輸出が伸びるとしている。
 八十二年前ブラジルに進出したGMも見通しを変更した企業の一つで、同社は昨年、八年ぶりに黒字転換し、今年も黒字を見込んでいる。コカコーラは経済の安定と貧困層を中心とした所得の増加を背景に、十一・四半期連続で七%から一五%の成長を続けている。「意義深いのは、こうした米企業の成長がブラジルの平均を上回っていることだ」と米国商工会議所西半球担当部長のスミス氏は述べた。
 米企業の直接雇用は、二〇〇三年の二七万一四九六人から〇五年には三五万九一二九人へと三〇%増加し、全世界のビジネスにおけるブラジルの占める割合は同期間に一・八%から二・二%へと上昇している。
 ブラジルでのビジネスにおける障害については、調査対象企業の四〇%が重税と答え、規制(一五%)、インフラ未整備(一一%)が続いた。六三%が税制改革、七六%が税関制度の改革の必要性を訴えている。

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