2007年3月14日付け
【フォーリャ・デ・サンパウロ紙四日】国際婦人デー一五〇周年の取材のため、女性のオシャベリを盗み聞きしてみた。
◎
パーティーで二人の女。
A子「ねエ、アンタのハズ、カッコいい。貸して」
B子「まア失礼。私のハズは、私専用サイズなのヨ」
A子「ちゃんとキレイに手入れをして、返すわヨ」
B子「あなたのアソコのサイズが気に入ったら、彼はきっと病みつきになるわヨ」
A子「心配ない。私は病みつかせない主義だから」
B子「それじゃ、私に感づかれないように密かにやるって前提条件ヨ」
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映画館の待合室で。
男「それノイローゼだよ」
女「なぜ女だけがノイローゼになるんでしょう」
男「みんな同じだヨ。ノイローゼになるから、楽しみが増して飽きないのサ」
女「いやになる。入れっ放しにするとか、何とかならないかしら」
男「セックスは芸術だヨ」
女「芸術じゃないヨ。感受性のちがいだヨ」
男「だから、ノイローゼだといってるのサ」
◎
アイスクリーム店の前で。
娘「ねェ、アイスキャンディーを買ってヨ」
母「ダメ。いったでしょう。明日までがまんヨ」
娘「なぜ今日は、アイスキャンディーがダメなの」
母「今日はたくさん、チョコレートを食べたからヨ」
娘「チョコレートは、アイスキャンディーじゃない」
母「どっちも同じ。アイスキャンディーもチョコレートもたくさん食べると、クジラの〇〇〇〇みたいになる」
◎
ホテルのレストランで。
夫「オレたち別れようヨ」
妻「シー。もっと小さな声でいってちょうだい。みんなが、こっちを見てるヨ」
夫「いい加減にしろ。オレはオマエに、ウンザリしているんだ。もうダラダラ生きていくのはイヤだよ」
妻「ねェ、小さい声でいってちょうだいと頼んだでしょう。恥すかしいワ」
夫「オレは部屋で食うから、後をついてくるなヨ」
妻「部屋で食べるの? それじゃ、フワフワのパンに反りあがった太いソーセージのホットドッグでも持って行きましょうか」