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賛同者の〝絆〟を再確認=文協評議員選=現体制支援グループが決起集会

2007年3月22日付け

 文協評議員選挙を三十一日に控え、「現体制を支援するグループ(Gurupo de Apoio da Situacao=GAS)」は二十日午後八時から、サンパウロ市リベルダーデ区のニッケイ・パラセホテルで集会を開き、三十五人が出席した。
 評議員選に向け、すでに百人の立候補者を公認している同グループの初の会合は、「現体制を支援する賛同者同士の〃絆〃を再確認すること」が目的。
 二十一日正午から開いた記者会見には、上原幸啓会長、桂川富夫(理事)、重田エウゾ(専任理事)、樋口トモ子(理事)、西徹(評議員)、佐々木弘一(会員、元JICA職員)各氏が出席した。
 重田氏は、選挙まで十日を切ったことを受け、「友人、知人など五人の有権会員に投票の依頼をすること」を確認し合ったことを唯一の決定事項として発表した。
 個人的に、一世を中心とした約百人に郵送で投票を呼びかけている佐々木弘一氏は、「現体制を側面から支援していきたい」と支持を表明した。
 今回の世話役を務めた桂川氏は、評議員選出後、再度集会を開くとしている。
 これに加え、重田氏は、当選した自派の評議員数により、「他派との話し合いもあり得る」と過半数を大幅に下回った場合の連立の可能性も示唆した。
 上原会長は、「一、二、三世、女性、非日系、全員でやる仕事です。組織を変えるのは十年かかる」と話し、言外に三期目続投の意思を伺わせた。
 二十日の会合の出席者は次の三十五人。佐々木弘一、平田光男、重田エウゾ、楠本ルミ、林アンドレ、吉田アンナ、樋口トモ子、渡部一誠、上原幸啓、下本八郎、今泉ヨシオ、渡部和夫、西尾ロベルト、釘宮英一、花城アナクレット、吉岡黎明、破魔幸一郎、西礼三、西徹、栢野貞雄、桂川富夫、和田忠義、頃末アンドレ、酒井清一、国井ジェルソン、実松寛、千阪征彦、関谷ロベルト、佐藤スナオ、新山ススム、服部レアンドロ、呉屋春美、小林ヴィットル、山下リジア、山下ジョルジ。
   (順不同、敬称略)