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東西南北

2007年3月31日付け

 ルーラ大統領は三十一日、キャンプ・デーヴィッドでブッシュ米大統領と会合。ブラジルは中米にバイオ・ディーゼル産業を興し、またアフリカの産業開発に尽力し、ハイチの平和維持活動も行う。ブラジルはモテモテで忙しくなるという伯米共同声明を、両首脳が発表する。
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 再選から五カ月が経過した二十九日、ルーラ大統領は閣僚五人を任命し、内閣改造を終えた。四月二日には全閣僚が顔あわせを行う予定。閣僚ポストは三十四から三十六に増え、うち十一人が交替。労働者党十六人、ブラジル民主運動党五人、ブラジル社会党二人、ブラジル共産党など与党六党からそれぞれ一人が入閣した。七人は無所属または民間人。
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 組閣完了後ルーラ大統領は、第二次政権の目玉の一つは国営テレビ、ラジオ放送網の設置だと述べた。「ゴマすりはもうたくさん、国営放送を政府の御用聞きにはしない」と断言。芸術や教育など、競争の激しい民間放送局が扱えないような、内容の濃い番組を放送するとした。
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 ミナス・ジェライス州ヴァレ・ド・ジェキチニョニャ市の市長(46)が二十九日、自宅に侵入した覆面男に、太もものつけ根を撃たれて死亡した。警察は強盗と怨恨の線で捜査を進めている。被害者は元警察署長だった。
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 サンパウロ市市警は二十九日、サンパウロ市中心部で海賊版CD、DVDの製造工場二カ所を摘発、従業員三人から証言を取った後、釈放した。押収されたコピー機は三〇〇台を超え、一日当り六万枚が製造されサンパウロ州内で販売されていたとみられる。警察は製造責任者の行方を追っている。