2007年3月31日付け
「先が見えないんだから、誰がやっても同じ!」。先日、ノロエステ日本文化教育普及会の総会が行われたが、会の会長選出に際して、こんな言葉が会場から飛び出した。
「一年間だけ」、そういって昨年会長に就任した白石一資さんはノロエステ連合文協の会長も兼ねている。「職をまわすのではなく、人を選んで会の活性化を目指してほしい」。百周年を控えて忙しくなるため兼職は好ましくないとの思いもあるようだ。
が、候補を立てての選挙を行うことなく、白石さんの留任が拍手で承認される。会場からは「生徒数が減ったからといって、会長が責任を感じることはない。しかたないことなんだから」との声もでて、「あと二年やってもらいましょう」。
会長は誰がやっても同じで、生徒が減ることもしかたないと見送るだけなのなら、〃普及会〃の役割は何だろうか? (稲)