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和太鼓、講習会と検定試験=ソロカバで日本から講師4人

2007年4月10日付け

 ソロカバ文化協会の体育館で、去る三月十六、十七、十八日、和太鼓の講習会、練習、検定試験が行われた。日本から古屋邦夫、松枝明美、影山伊作、蓑輪敏泰の四人の講師が来伯、指導した。ブラジル太鼓協会から、矢野ペドロ会長、渡辺一誠名誉会長、行徳直行総務、立石事務長が同行した。
 第一日は、来年六月、ブラジル日本移民百周年記念を祝って、サンパウロのサンボドロモで千人の若者によって演奏される記念曲「絆」の練習をした。第二、第三日は4級、5級の実技の練習と試験及び筆記試験が行われた。会場は、ソロカバ、バストス、レジストロ、イビウーナ、ピエダーデ、アチバイア、ジュンジアイ、カストロ、サンベルナルド・ド・カンポ、リオ、サンパウロ、ポルトアレグレ、カンピーナス、オザスコ、スザノ、カッポン・ボニート、マリンガ、ボツカツ、ピラール・ド・スールを始め、約三十地区から二百二十人が参加した。その結果、4級に六十五人、5級に百九十五人が合格した。
 三日間の日程が無事終了後、夜、ソロカバ郊外のシュラスカリアで十九日に日本に帰国する四人の講師の送別会が行われ、その場で、4級、5級に合格した人たちに合格証明書が渡された。団長の土屋さんは、「ブラジルの子供たちが太鼓が好きなのに感心した。休み時間も練習している。」と語っていた。(金子国栄さん通信)