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大耳小耳

2007年4月10日付け

 外務省の国内世論調査をみて、たった数人に関する国外犯処罰報道が、在日デカセギ三十万人やブラジル国のイメージに影響を与えてしまうことは、二国間の将来にとって果たして健全なことだろうかと考え込んだ。しかも百四十万日系人が祝う百年祭に、結果的に水を差すとすれば余計だ。ブラジルで計画されている対日世論調査では、日本や日本人に好印象を持った結果がでる可能性がある。もしそうなら、そのかなりの部分は日系人の貢献によるものだろう。その辺、差し引きできたらいいのに?!
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 人文研のHPが「YAHOO!JAPAN」の登録サイト内、社会科学の移民と民族関係欄に掲載された。デジタル化に期待がかかるとともに、今年からは四度目の正直となる司書の資格を持つJICA青年ボランティアが派遣されることもあり、資料のデータベース化にも取り組みたいという。今年始めにはシロアリの被害も確認され、駆除を行っているだけに三千の蔵書を持つ人文研の急務だ。
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 アメリカで半世紀前にほぼ根絶されたはずの南京虫(トコジラミ)が復活して感染報告が急増、「昆虫学最大のミステリー」とも呼ばれているそうだ。大発生の原因は不明、海外旅行の増加も一因といわれている。時事通信の報道によれば、中でもサンフランシスコでは昨年約三百件の感染が報告。安いホテルや公共機関の座席で体に寄生され、自宅での繁殖を招くケースもあるという。